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管理会計とは?経営者が知っておくべき会計の基礎知識

管理会計と財務会計を知っていますか?経営者の方なら財務会計は多くの方が知っていると思います。しかし管理会計をきちんと理解している経営者はあまり多くありません。特に中小企業の経営者の方は管理会計を知らないもしくは、知っていてもやっていないことが以外に多いです。

特に管理会計は経営者だけではなく、管理者の方も知っておいた方がよい知識なので、一緒に見ていきましょう。

目次

 1.管理会計と制度会計の違いとは

 2.管理会計とは

 3.制度会計とは

 4.まとめ

 

管理会計と財務会計の違いとは

会社の会計は大きく「財務会計」と「管理会計」の2つに分けることができます。財務会計とは株主や借入先の金融機関に対して会社の業績などについて説明する際に用いる会計情報です。

管理会計とは、経営者や管理者が会社の状態を見て意思決定を行う際に参考をする際の会計情報です。中小企業の場合、管理会計をしていないことも多くあります。

 

管理会計とは

管理会計とは、その名のとおり、会社内部の管理を行うための会計情報のことを言います。経営者や管理者は、この管理会計の会計情報をもとにして、意思決定や組織内部の業績予測・業務評価や業務改善などの施策を講じます。

管理会計は、あくまで会社内部で任意で使用するものですので、ルールややり方などに決まりまはありません。作成期間も月単位でも、週単位でも、数カ月単位でも問題ありません。形式の指定もないためなので、どのような管理会計を作成するかは会社によって異なります。

管理会計でよく使われている具体例を一部ご紹介します。

原価計算(製品別・部門別・顧客別・個人別減価・損益計算など)

損益分岐点分析

キャッシュフロー分析・経常収支計算

経営分析(安全性・収益性・生産性・成長性)

 

管理会計は会社の状態を把握して、収益状況を明らかにするため、経営における重大な意思決定の根拠となりえます。そのため、管理会計は、任意ですが、非常に重要なものとなります。

 

財務会計とは

財務会計とは、株主や借入先の金融機関といった外部の利害関係者に対して営業活動の成果を明らかにするための会計情報です。例えば、決算時には作成される財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書など)です。会社の財政状態、経営成績は重要な事項ですので、株主やその他の利害関係者に対して報告しなければなりません。

 

財務会計は、管理会計と違って、外部報告や税金計算を目的として行うため、各会社が独自の方法で外部報告をしたり税金計算すると、その報告を見た利害関係者は正確に会社の状況を判断することができません。

そのために、この財務会計では、会社が独自の方法で行うのではなく、すべての会社が共通のルールに従って行わなければなりません。

財務会計は管理会計と違い、企業会計原則や税法によって義務付けられている会計業務の為、必ず必要あります。

まとめ

管理会計と財務会計は両方とも会社を運営する際の会計情報ですが、内容は大きく異なります。管理会計は会社の未来を決めるために重要な会計情報です。管理会計を作っていないようでしたらぜひ作成して会社の未来を見えるようにしていきましょう。

アイピア 代表取締役 Q

アイピア 代表取締役 Q

株式会社アイピア 代表取締役。 自社開発・販売を行うIT企業に10年ほど勤務。 様々な経営者に直接悩みを伺い、解決方法としてシステムを提案する営業担当、 マーケティング担当などを経て経営幹部も経験。 ビジョンや中長期経営計画の策定などにも従事。 現在は、それらの経験を経て独立。 趣味は野球、ロードバイク。

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